20170216

 マウントに関して考えたことを書きます。マウントはまず、マウントを取る言動から始まる。この言動は、マウントの取り合いを促すかマウントを取って揺るがせないかに大別できる。そしてマウントを取られると、別のマウントを取る、マウントに抗う、マウントを返して逆にマウントを取るなどに発展する。ここまでを実際にありそうな例で見ます。おじさんが「俺はモテる」という発言をします。そこでまずモテに関するマウントを取りました。そして周囲はマウントに反応し、「いや俺のほうがモテる」などと言い出します。この場合は、マウント合戦を促す発言に周囲が乗ってきたと見ることができます。ここでマウント合戦の発起人は、具体的なエピソードを出します。「バレンタインにチョコを30個もらった」、「いままで100人から告白された」などです。これに対して周囲は、「俺は50個もらった」、「俺は先週だけで5人から告白された」など張り合います。もしくは、「お前の30個は全部親戚だろ」、「告白されたのはギャルゲーの中だけだろ」などの論破によってマウントを無効にする戦法もありえます。また、別のマウントとして「俺は外国人ともやったことあるぜ」や「ナースとデートしたことある」などを繰り出して自分の得意なフィールドに持ち込もうとする手合いもいます。ここでマウントという言い方が上手いこと言えてるな〜と思うのが、格闘技と同じく、一度マウントを仕掛けられその上で対抗するのであれば、相手のマウントが弱まるまで抵抗を続けるか、相手を上回る圧倒的な力でマウントを取り返すか、が常道という点です。先の論破の場合は、マウントが決まってないことになる技です。30個に対する50個の対抗などは、捉え方にもよりますが、もがいてるだけで即座にマウントを逆転する一手とはなりません。マウント取ってる側がさらに「チョコ以外だとブランドのバッグとか趣味の品物もらったな」などでマウントを強めることも可能だからです。違うフィールドに持ち込もうとするのも一種の抵抗です。この場合、マウント取っているものが勝てると判断すれば多少その流儀に則りますが、あくまで主導権はマウントを取っている側にあるので、「俺は大和撫子しかいけないんだよ」とか「ナースはこれまでなかったな、今度医者の友達にセッティングしてもらおう」などといなすことが可能。モテ話を例に出してしまったので、そういったことに執着しているように見られそうですね。そういう話ではなく、マウントの取り合いになる場面そのものについてのことを考えていて、そういう場面というのは自己の境界を決める場面ではないかということです。上記のモテマウンティングの例だと、「他の男よりモテてる俺」という部分が各々自己の規定に重要な要素となっているのではないかということです。もちろん、ふざけた話として行われている場合も多々あるはずです。しかし、真剣に張り合う際、そこに自分の譲れないなにかが大きく関わっていると思います。なので、そういう他人と張り合わないと決められないような部分に自分を定める条件を置かないようにしていきたいです。自分自身で完結することであれば、まだ幾分マシかと思います。「ごはんがおいしく食べられる」とか「空を見るのが好き」などです。ただ、これも急に味覚がバグったり失明したりする可能性もあるので、五感に自分を直結させていいのか考えた上でやっていきたいですね。あと、他人と比べない部分に自分の重みを置いても失敗するというか個人的に好きじゃない例は、いくつかあります。そのうちの一つが、過去の自分の肯定で、懐古して生きている人にはなりたくない。他は、自分に属するが自分自身によらない属性で、家柄とか有名人と友達などですね。そういったものがその人を形作ることはまあわかるけど、形作ったものに乗っかっていきていくのかというとそうじゃないんじゃないかと。以上のようなことを考え、来年度の目標を設定していければと思います。

 チェキのワイドフィルム、80枚分あったので本体買ってもいいかと思えるレベルですね。でもせっかく本体買うならLomo買いたくなってくる。一旦落ち着くために今度動物園とかに写真撮りにいこう。おもちゃなら使い道がイマイチ難しそうなkey mission80がほしい。

 日記なので今日あったことを書きます。家から会社まで行く手段として、地下鉄とJRがあります。定期券を作っているのはJRですが時間的には地下鉄の方が早いです。いつも本当に可能な限り寝ているので、年明けてから毎朝お金を払って地下鉄に乗っていました。めっちゃ混んでてマスクがないと不快な空間です。今日は久しぶりに早起き、といっても20分程度、に成功してJRに乗れて朝からとても良い気分でした。早起きは三文の徳。はい。